“What is a Brand?”
1970年代初めまでにロンドンでアカウントプランニング機能が確立された。当時英国では小売業の力が強くなり、メーカーはその対応に苦慮していた。JWTロンドンでは小売業の値引き、プライベートブランドへの対応として過去100年のメーカーと卸業、小売業と消費者の関係の変化を紐解き、ブランドの価値を維持強化することの大切さと、そのためのブランドの継続した広告の価値を訴えた。それがプレゼンテーションビデオ “What is a Brand?” である。
1970年代初めまでにロンドンでアカウントプランニング機能が確立された。当時英国では小売業の力が強くなり、メーカーはその対応に苦慮していた。JWTロンドンでは小売業の値引き、プライベートブランドへの対応として過去100年のメーカーと卸業、小売業と消費者の関係の変化を紐解き、ブランドの価値を維持強化することの大切さと、そのためのブランドの継続した広告の価値を訴えた。それがプレゼンテーションビデオ “What is a Brand?” である。
第1章から第5章までを通した総集編は、45分と長いプレゼンテーションを通して、ブランドを成功させることが企業の成功につながることを繰り返し、述べている。
キングさんとブルモアさんは定性調査の擬人法によるブランドの個性の違いを解説している。定性調査ならではのビビッドなブランド間の個性の違いはプランニングサイクルの現状の把握に大切なカギを与える。
キングさんとブルモアさんは継続したブランド広告がいかに大事かをトイレットペーパーのブランドのケースヒストリーで実証している。
スティーブン・キングさんは成功するブランド作りにはアカウントプランニングの戦略立案と効果測定を継続して行うことの重要性を説き、「プランニング サイクル」という継続したプランニング手法を導入した。
JWTロンドンでスティーブン・キングさんを中心にそれまでのマーケティング・リサーチ機能を進化させ初めてアカウントプランニング機能(AP)を立ちあげたのが1968年。彼と一緒に新しいプランニング手法を整備していったチームにはプランニングディレクターのトニー・ステッドさんやクリエイティブリサーチ(質的調査)のジュディー・ラノンさんなどがいた。
JWTに入社して8年目の1974年は私が新しい方向を目指す出発点となった。
1974年に初めてアカウントプランニングの考え方と手法に触れることになった。
オフィスマネージャーのサットンさんからオランダ、アムステルダム近郊のノールトウエイクで行われるJWTインターナショナルセミナーに参加するよう言われた。