JWTのマネージメント
これまで私が長く身を置いたJWTの広告の考え方、プランニング手法、ブランドの価値などについて私のブログ(betsmemory.com)の中で語ってきたが、これはJWTのプランニング手法の集大成ともいうべき「トンプソン・ウエイ」から学んだことに基づいている。
「ドン・ジョンストンさんの思い出 〜JWTのマネージメント〜」の続きを読む…
これまで私が長く身を置いたJWTの広告の考え方、プランニング手法、ブランドの価値などについて私のブログ(betsmemory.com)の中で語ってきたが、これはJWTのプランニング手法の集大成ともいうべき「トンプソン・ウエイ」から学んだことに基づいている。
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JWTに入社して8年目の1974年は私が新しい方向を目指す出発点となった。
1974年に初めてアカウントプランニングの考え方と手法に触れることになった。
オフィスマネージャーのサットンさんからオランダ、アムステルダム近郊のノールトウエイクで行われるJWTインターナショナルセミナーに参加するよう言われた。
広告に興味を持つようになったのは大学に入ってからだ。
1964年の東京オリンピックも終わり、私は中央大学法学部の三年生になっていた。
さてこれからどうするか今後を考えなければならない時期で、叔父は法曹界を目指して大学院に進めと言ってくれた。有難い話ではあったが早く就職したいと思っていた。
そんな時期に読んだ「マディソン アベニューUSA」や「隠れた説得者」から新しい広告の世界に大変興味を持った。具体的に会社訪問を積極的にしたわけではなかったが、アメリカの広告の世界への強い憧れから漠然と広告を作る仕事に就きたいと思うようになった。