魚獲り
能登の中心、七尾に住んでいた子供の頃、私は七尾港の海でハゼ、メバル、チヌなどやタコを獲ったりしたが川魚を獲ったことはない。田んぼの畔にはどじょうや鮒がたくさんいたが獲るものも食べるものも海の魚が中心の生活だった。
能登の中心、七尾に住んでいた子供の頃、私は七尾港の海でハゼ、メバル、チヌなどやタコを獲ったりしたが川魚を獲ったことはない。田んぼの畔にはどじょうや鮒がたくさんいたが獲るものも食べるものも海の魚が中心の生活だった。
小学生時代は七尾で過ごした。
住んでいた木町(きまち)の家の前に通称「角七」(かくしち)という蔵元があった。杉玉が吊るされていて、広い入り口を入ると右側に帳場があり、左側は洗瓶場などがあったと記憶している。突き当り右奥に広い庭があり、よく大きな樽が干してあった。
一つ年上の息子さん(坊やと呼んでいた)とよく遊んだが酒の匂いのする「角七」で遊ぶのが好きだった。
酒が仕込まれるといい匂いが近所にたちこめはじめる。絞り終わると薄い板の様にのした酒粕を近所に配られ、その晩はどこの家も粕汁。私は小さく切った酒粕をそのまま食べるのが好きだった。
アーサー・ギネスが1759年に創業したギネス社は、JWTロンドンの主要クライアントであった。
アイルランド生まれのギネス。
濃い琥珀色でクリーミーな泡立ちは独特の味であった。
「GUINNESS IS GOOD FOR YOU」というヘッドラインは長く人々の心に残った。
ガーナのエンクルマ大統領がこのコピーを信じて、ギネスを愛飲したという逸話がある。